エンジンコンディションチェック

トリビア
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サブタイトルBee☆Rブログを100個書くことにした! 9/100

BR-ROMを良いコンディションで利用してもらうための豆知識。新しい時は調子良かったが、最近少し?聞きたい?調べたい?知りたい?Bee☆R今井の知識箱。

エアーリーク編

専用工具(エアリークテスター)等を使ってエアーリークを探し修理して欲しい。

エアーリークとは、空気漏れ・圧力漏れ・排気漏れを含めてこの名称で呼ばせてもらう。

【写真は創業時全盛の32GTRをメンテナンスするうえで作ったアイデア工具】

1.エアーリークがあるとどうなるのか?

2.エアリークテスターの使い方

3.エアーリークの原因やキッカケ

4.エアーリークの処置と修理

1.エアーリーク(漏れ)があるとどうなるのか?

エアークリーナーから吸気した空気をピストンまで順調に運べないと正常な仕事が出来ないので、持っている実力を落とした性能でエンジンが仕事するので単純に遅くなるし燃費も悪くなる。それと排気側も同じでエキマニ部からマフラー出口の間で漏れても本来の性能では無い。

大きく分けた3つの①空気漏れ②圧力漏れ③排気漏れになるが、ターボ付きエンジンは①〜③が当てはまるが、ターボ無しエンジンは①と③の点検が必要になる。①〜③を合わせた紹介をしていく事にする。

エアーリーク(漏れ)があると性能が劣るので整備メンテナンスが必要となる。

2.エアリークテスターの使い方

エアリークテスターを検査したい配管の等の間に入れて圧力を掛ける。リーク部分があると圧力が保てず減ってしまうのでリークを確認できます。サージタンク後はピストンとバルブの位置関係で貫通する場合もあるのでクランクプーリーを少しずつ回して確認します。

エアーの漏れている場所を探します。周りが静かな場所で音を聞き分けて探す。

「シューシュー」と言っているはずです。

過給圧の1キロはエアーの1キロと同じなので圧力の掛け過ぎに注意。

全体を見て分からない場合は分けて探す。

エアクリーナーからタービン

タービンからインタークーラー

インタークーラー単体

インタークーラーからサージタンク

区切って調べると特定するのが容易になります。

3.エアーリークの原因やキッカケ

どんなところからエアーリークしてるかの可能性を紹介する。

①パイプとホースのつなぎ目

②ホース単体

③ホースバンド

④ガスケット・パッキン部

⑤インタークーラーコア部

①つなぎ目が多いがつなぎ目が多数ある場合はじっくり指先等も使って見つける。②③④は劣化からあるエアーリークとなる。熱のこもったエンジンルームはゴムやシリコン等も劣化する。ガスケットやパッキンも同様に劣化する。⑤前置きインタークーラーが飛び石等で穴が空いたり、接着部やカシメ部からリークする。

4.エアーリークの処置と修理

本来の性能が発揮出来ない上にエンジンを壊す原因になるので早く修理対応した方が良い。

どんな修理と対策があるか?

②ホースの劣化ならホースの交換だが他のホースも劣化してるので合わせて交換したい。

③ホースバンドのコマ飛びなら他のホースバンドの交換もしたい。

④ガスケットやパッキンなら他のガスケットやパッキンも交換時期が来ている。

⑤穴埋めの接着や溶接等で一時的に処理する場合は再点検を心掛ける。本来なら交換をオススメする。

走行距離と年数経過で劣化はあって当たり前、新車を作って売るメーカーが保証期間って何も起きない自信がある期間と思っても良いと思います。

程々に壊れて新しい車を買ってもらわないと自動車メーカー、製造及び関連会社も工場も倒産します。

でも電気自動車以外を買ってください(笑)

写真追加は後にやっていきたいと思ってます

変態改造マニア超〜オタクコンピューターチューニング野郎こと今井清則